千葉市長が知事選立候補へ 熊谷氏、来月2日表明で調整

千葉市の熊谷俊人市長

 千葉市の熊谷俊人市長(42)が来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選に立候補する方針を固めたことが26日、関係者への取材で分かった。11月2日に千葉市内で記者会見を開き、正式表明する方向で調整している。県内の医療体制整備など新型コロナウイルス対策を重点的に訴えるとみられる。

 知事選を巡っては、自民党県連が同県習志野市出身の鈴木大地前スポーツ庁長官(53)の擁立を調整。だが、党幹事長代理の石井準一参院議員ら県選出国会議員の間では、千葉市長を3期務め実務経験豊富な熊谷氏を推す声も強く、一本化は難航している。

 森田健作知事(70)は態度を明らかにしていない。


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