2020年10月26日 19:29 | 無料公開
海上自衛隊の護衛艦「かが」に着艦する米軍の輸送機オスプレイ=26日午後、四国沖(代表撮影)
米軍横田基地(東京都福生市など)に配備されている輸送機CV22オスプレイ2機が26日、四国沖で海上自衛隊の護衛艦「かが」に着艦した。同日から始まった日米共同統合演習「キーン・ソード」に合わせた部隊視察のため、防衛省の制服組トップ山崎幸二統合幕僚長と在日米軍のシュナイダー司令官が搭乗した。
CV22は特殊作戦部隊の兵員や物資の輸送が主な機能。将来的な自衛隊への導入も視野に、日米の制服組幹部が乗り込み、運用実績を作る狙いがあるとみられる。
CVは特殊作戦向けのため、夜間の飛行能力を強化。超低空でも運用し、より厳しい現場で使われる。