臨時国会、26日に召集 野党、学術会議問題を追及へ

臨時国会で審議予定の主な法案と条約

 菅義偉首相の就任後、初の論戦となる第203臨時国会は26日に召集される。野党は日本学術会議の会員任命拒否問題について、学問の自由を脅かしかねないとして徹底追及する。「前例主義の打破」を掲げる首相は、改革姿勢をアピールして追及をかわす構え。説明が国民の支持を得られるかどうかが焦点だ。会期は12月5日までの41日間。

 自民党の二階俊博幹事長は25日、講演で「国民が新型コロナに抱く不安の払拭に、政権は全力を尽くすとのメッセージが伝わる国会にしなければいけない」と訴えた。

 首相の所信表明演説は26日の予定。衆参両院は各党の代表質問を28〜30日に実施する。


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