「実験」重ね香港へウナギ密輸出 運び屋失敗後も指示役の男

押収されたシラスウナギ(大阪税関関西空港税関支署提供)

 絶滅危惧種のニホンウナギの稚魚を関西空港から香港に持ち出そうとしたとして、7月に運び屋や指示役が逮捕された事件で、大阪税関に運び屋が見つかり失敗した1月以降も、指示役の男は摘発されない方法を探る「実験」を重ね韓国人とみられる男と共謀し、複数回、密輸出していたことが25日、関係者への取材で分かった。

 指示役の男は、大阪府泉大津市の無職坪田利昭被告(59)=関税法違反(無許可輸出未遂)罪で公判中。

 関係者などによると、坪田被告は税関による摘発を直後に知ったが密輸をやめなかった。2月初めには、スーツケースに細工を施し、運び屋に持って行かせる実験を重ねていた。


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