2020年10月24日 10:00 | 無料公開
西村康稔経済再生担当相は24日、日米の政府関係者などが国際問題を話し合う「富士山会合」で講演し、新型コロナウイルスへの対策で「そう何度も経済を止めるわけにはいかない。焦点を絞った対策を打つ」と強調した。現時点では緊急事態宣言の再発令に否定的な見解を示した上で、繁華街などでPCR検査を集中的に実施する考えを明らかにした。
今後インフルエンザとの同時流行も懸念される中、西村氏は、無症状を含む幅広い人を対象に検査を実施すべきだとの意見を紹介。「今日検査を受けて陰性でも、明日は分からない。リスクが高い繁華街などに重点を置く」と語った。