NY株反落、28ドル安 米経済対策に不透明感

ニューヨークのウォール街(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比28・09ドル安の2万8335・57ドルで取引を終えた。米経済対策の行方に不透明感が広がった。

 朝方は、新型コロナウイルス治療薬として初めて抗ウイルス薬レムデシビルが正式に承認されたことが好感され、買いが先行した。一巡後は、経済対策の与野党協議の先行きが見通せず、売りが優勢となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は42・27ポイント高の1万1548・28と続伸した。

 銘柄別では、半導体のインテルが大幅安となった。医療保険のユナイテッドヘルス・グループは上げた。


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