韓国でインフル予防接種後に死亡 36人、因果関係不明

ソウル市内の医療施設でインフルエンザの予防接種を受ける男性(手前)=19日(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国で今月中旬以降、インフルエンザの予防接種を受けた後に死亡する事例が多発している。保健当局は予防接種と死亡との直接の因果関係は「確認できていない」と説明しているが、韓国メディアによると23日までの死者は36人に上り、韓国社会で不安が高まっている。

 死者の大半は基礎疾患を持つ高齢者で、10代も含まれている。ワクチンに対するアレルギー反応が疑われる例もあり保健当局が調査を進めている。インフルエンザの予防接種を受けた後の死者数は2009年から昨年までで計25人にとどまり、例年と比べ多い。


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