東証、午前終値は2万3523円 値動き不安定、米大統領選に関心

 23日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで上下に振れる不安定な動きとなった。ハイテク株の一角に売り注文が出たが、22日の米株高は追い風だった。米大統領選の候補者討論会に市場の関心が高く、情勢を注視した神経質な展開が見られた。

 午前終値は前日終値比49円68銭高の2万3523円95銭。東証株価指数(TOPIX)は0・12ポイント高の1619・91。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けた米追加経済対策の策定を巡る協議の合意は近いとの観測から22日の米株式市場が上昇し、好感する買い注文が入った。平均株価の上げ幅は一時100円に迫った。


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