最終対決、指導力の攻防 トランプ氏、挽回へ懸命

22日、米テネシー州ナッシュビルで開かれた2回目の候補者討論会で発言するトランプ大統領(左)とバイデン前副大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】11月3日の米大統領選に向けた2回目の候補者討論会が22日、南部テネシー州ナッシュビルで開かれ、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が指導力を競い合った。投票日前の最後の直接対決で、トランプ氏は劣勢挽回を狙い新型コロナウイルスの感染状況が収束に向かっていると主張。バイデン氏はコロナで約22万人が死亡したことを巡り「これだけ多くの死の責任を負う者は米大統領にとどまるべきではない」と、退任を迫った。

 トランプ氏は各種世論調査の平均支持率で全米のほか主要な激戦州でもバイデン氏にリードを許している。


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