温室ガス、50年ゼロを目指す 菅首相が表明へ、検討本格化

 菅義偉首相は、地球温暖化対策として2050年に国内の温室効果ガス排出を実質ゼロとすることを目指す方針を固め、22日、小泉進次郎環境相と官邸で協議した。26日の臨時国会召集日の所信表明演説で表明する予定で、政府内の検討が本格化する。

 小泉氏は協議後、50年の排出実質ゼロについて「環境省だけでなく政府全体がそういった方向に進んでいくよう働き掛けを続けてきた。経済社会構造を大きく変革しなければならない」と発言。国民の生活様式を含め、脱炭素化を後押しする政策の必要性を指摘した。


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