白鵬、御嶽海と23番取り圧倒 合同稽古、復活へ動き良し

合同稽古に参加した白鵬(左)=20日、両国国技館内の相撲教習所

 大相撲で2場所連続休場中の横綱白鵬が20日、11月場所(11月8日初日・両国国技館)に向け、国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古に参加し、関脇御嶽海と23番取って22勝1敗と圧倒した。8月に手術を受けた右膝は万全ではないそうだが、動きは良く「気分がいいね。相撲を取れたということで」と上機嫌だった。

 合同稽古は後半の3日間が始まり、白鵬によると、相撲を取る稽古は約3カ月ぶりだった。番数をこなすことに重点を置いたといい「土俵の中での円の動きを意識した」と明確な課題を持って、稽古を消化した。


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