池江璃花子、日本選手権出場せず 年内レースは終了、強化に専念

池江璃花子

 白血病からの完全復活を目指す競泳女子の20歳、池江璃花子(ルネサンス)が、参加資格を得ている12月の日本選手権に出場しないことが19日、関係者の話で分かった。今月の日本学生選手権の50m自由形では25秒62をマークし、日本選手権の標準記録を突破していた。

 関係者によると、西崎勇コーチと池江が話し合い、冬場は体づくりなどの強化に専念する方針を決めたという。日本選手権を回避したことで、池江の年内のレースは終了となる。

 池江は入院生活を経て、8月の東京都特別大会で約1年7カ月ぶりに実戦に復帰。10月の日本学生選手権が2戦目だった。


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