確定申告の押印廃止を検討 官房長官、21年度改正で

記者会見する加藤官房長官=19日午前、首相官邸

 加藤勝信官房長官は19日午前の記者会見で、確定申告などの税務手続きで必要とされる押印の廃止を検討していると明らかにした。2021年度の税制改正で取り組むとの見通しを示した。

 加藤氏は「政府全体として不要な押印は廃止する方向で検討している」と指摘。「国税関係の手続きの押印も、納税者の利便性向上に鑑みて見直す」と述べた。


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