5、6人が薬物使用認める 東海大野球部の大麻疑惑

神奈川県平塚市内にある東海大の硬式野球部の寮=17日午後

 硬式野球部の寮内で部員が大麻の疑いがある薬物を使用したとして、東海大が同部を無期限活動停止とした問題で、使用を認めた部員が5、6人であることが18日、関係者への取材で分かった。神奈川県警は大麻取締法違反容疑で部員から事情を聴くなどし、調べている。

 神奈川県警は16日に寮を家宅捜索。関係者によると、室内で薬物を使用したとみられる痕跡が見つかった。県警は採取した物質の成分を調べ鑑定を進めている。

 16日になって5、6人の部員が薬物の使用を認め、書面に記して明らかにした部員もいた。大学によると、使用を認めた部員は普段の練習態度などに変わった点はなかったという。


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