飛行機内でプラネタリウム スターフライヤーが企画

報道陣に公開された、スターフライヤーの機内で上映されたプラネタリウム=17日午後、北九州空港

 中堅航空会社のスターフライヤー(北九州市)は17日、機内でプラネタリウムを上映する特別な飛行を行った。高度1万メートルの上空で満天の星を楽しめるほか、機外の星も観察できる。新型コロナウイルスの影響で大規模な減便が続く中、乗ること自体を楽しむ周遊型の企画で収益を確保する狙いがある。

 特別飛行に先立ち報道陣に機内を公開。完全消灯された天井に約25分間、大小さまざまな星が輝いた。プラネタリウムの設計などを手がける大平技研(横浜市)の超小型投影機6台を通路に設置して上映した。

 飛行は北九州発着で約90分。次回開催は年内に予定している。


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