世界陸連トップが国立競技場視察 コー会長「非常に美しい」

国立競技場を視察し、記者団の質問に答える世界陸連のセバスチャン・コー会長=8日午前(代表撮影)

 来日している世界陸連のセバスチャン・コー会長(64)=英国=が8日、新型コロナウイルス感染症の影響で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場を視察し「非常に美しい。日本、世界の陸上にとってレガシー(遺産)となる施設」と印象を語った。

 近年の五輪スタジアムの陸上トラックを手掛けるイタリア・モンド社が開発した“高速トラック”などをチェックし「アスリートが最高のパフォーマンスを実現できる」と満足げ。将来的な構想として「また世界選手権を日本にもってきたい」と話し、1991年東京、2007年大阪大会以来となる日本開催に言及した。


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