インフルエンザ、4週連続で1桁 低水準続く、手洗い奏功か

 厚生労働省は2日、全国約5千カ所の定点医療機関から報告されるインフルエンザの感染者数が4週連続で1桁にとどまっていたと発表した。毎週数百人程度の感染者が報告される例年と比べて、今季は低い水準で推移している。新型コロナウイルス対策でマスクの着用や手洗いを徹底していることが功を奏している可能性がある。

 インフルエンザの発生状況は、定点医療機関から報告を受け、厚労省が9月から毎週発表。今季は第1週(8月31日〜9月6日)が3人、第2週(7〜13日)が4人、第3週(14〜20日)が4人、今回発表された第4週(21〜27日)は7人だった。


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