首相、衆院解散時期を模索 臨時国会は26日召集の方向

菅義偉首相

 菅義偉首相は、26日召集の方向となった臨時国会や、今月中下旬で調整を進める外国訪問などの政治日程をにらみ衆院解散・総選挙の時期を探る。首相の自民党総裁任期は来年9月30日で、残り1年。新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済再生の両立を優先し、慎重に判断する構えだ。

 二階俊博幹事長は1日午後、森山裕国対委員長と党本部で会談した。菅内閣発足後、初の本格論戦の場となる臨時国会で行われる首相の所信表明演説や、与野党各党による代表質問など今後の段取りについて意見交換したとみられる。複数の党幹部は「召集は26日の方向だ」と明らかにした。


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