核ごみ調査、8日にも応募判断へ 北海道寿都町

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募を検討している北海道寿都町の片岡春雄町長は30日取材に応じ、10月8日の町議会全員協議会での意見を踏まえ、早ければ同日にも応募するかどうか判断する考えを示した。

 寿都町は8月に応募検討が表面化。片岡町長は町議や産業団体などとの意見交換や住民説明会を開き理解を求めてきており、10月8日の協議会で「一定の方向性を見いだす時期が来ている」と提案し、意見を求める方針。片岡町長は「賛成反対じゃなく、調査を通して核のごみとは何かについて学ぶ土壌をつくりたい」と改めて強調した。


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