正代が殊勲賞、翔猿に敢闘賞 条件付きでダブル受賞

 大相撲秋場所千秋楽の27日、三賞選考委員会が開かれ、両大関を破って12勝2敗の関脇正代が初の殊勲賞に輝いた。初優勝を決めれば、2場所連続6度目の敢闘賞受賞となる。

 新入幕として106年ぶりの優勝を目指す翔猿は初の敢闘賞。千秋楽の正代戦に勝てば、優勝決定戦に敗れても技能賞も初受賞する。三賞受賞が2人にとどまったのは2018年九州場所の貴景勝、阿武咲以来。

 平幕で活躍した若隆景、阿武咲は11勝目の条件付きで敢闘賞、隆の勝は技能賞の候補にそれぞれ挙がったが落選した。


  • LINEで送る