県運営、感染症対応テーマに論戦 保守分裂の富山知事選

富山県知事選の立候補予定者による公開討論会に臨む(左から)新田八朗氏、石井隆一氏、川渕映子氏=26日午前、富山市

 任期満了に伴う富山県知事選(10月8日告示、25日投開票)の立候補予定者による公開討論会が26日、富山市内で開かれた。立候補を表明した現職、新人の3人が出席し、県政の在り方や新型コロナウイルス対策をテーマに論戦を交わした。

 5選を目指す現職石井隆一氏(74)、自民党の高橋はるみ参院議員の実弟で新人新田八朗氏(62)、非政府組織(NGO)代表の新人川渕映子氏(71)が出席。自民党県連が石井氏の推薦を決定したものの、一部の県連所属の地方議員が新田氏の支援に回り、保守分裂の構図になっている。

 県内に拠点を置く報道各社の代表者でつくる県報道責任者会が主催した。


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