秋場所後に2週間、出稽古解禁へ 1力士につき1部屋限定

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は25日、新型コロナウイルス対策で禁止が続く出稽古を、秋場所後の10月5日から約2週間、解禁することを明らかにした。PCR検査の陰性証明と出稽古先の師匠の許可が必要で、期間中の出稽古先は1力士につき1部屋に限定される。

 両国国技館内の相撲教習所で合同稽古を実施する案も検討されている。他の部屋に出向く出稽古は3月の春場所後から禁止だった。

 多くの力士は番付発表から初日までの間に出稽古を行ってきた。この期間の解禁について芝田山部長は、陽性者が出た場合は本場所出場に関わるため困難との見解を示している。


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