ミニストップ、加盟店負担軽減へ 来年9月ロイヤルティー廃止

 コンビニのミニストップは25日、フランチャイズチェーン制度を大幅に見直すと発表した。加盟店オーナーの負担を減らす新たな契約モデルを来年9月から順次導入。加盟店が利益の有無にかかわらず、経営指導などの対価としてミニストップ本部に支払っているロイヤルティーは廃止する。

 店舗の売上高から商品原価のほか、人件費や売れ残り商品廃棄などの経費を差し引いて、残った利益を本部と加盟店で配分する仕組みに改める。従来はロイヤルティーによって本部が一定の利益を確保できる仕組みだった。利益を加盟店と分け合うことで、売れ残りの抑制といった効率的な店舗運営に協力して取り組む。


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