米中、コロナ対応で応酬 安保理「恥知れ」「雑音」

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は24日、高官級公開会合をオンラインで開いた。中国やロシアから新型コロナウイルス対応を批判された米国のクラフト国連大使は「全員恥を知れ。今日の議論には驚き、うんざりした」と語気強く反論。中国の張軍国連大使は「米国からまた雑音が聞こえた」とやり返し、非難の応酬になった。

 会合は「新型コロナ後の国際的統治」が議題。グテレス国連事務総長は冒頭、世界的大流行は「国際協調のテストであり、私たちは基本的に失敗した」と語り、各国の足並みの乱れに苦言を呈した。


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