EU、ルカシェンコ氏就任を批判 「政治危機深める」

 【ブリュッセル、モスクワ共同】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は24日、ベラルーシのルカシェンコ大統領が行った6期目の就任式は捏造された選挙結果に基づき、民主主義に反しており「ベラルーシ国民の大部分の意思に反する。政治的危機を一層深めるだけだ」と批判する声明を発表した。自由で公正な再選挙を改めて求めた。

 一方、ルカシェンコ氏は24日、「内政問題への干渉だ。わが国は大統領選(の結果)と選出された大統領の正統性を認めるよう誰にも頼んでいない」と反発した。国営ベルタ通信が伝えた。


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