大戦時の不発弾処理で2人死亡 激戦地の南太平洋ソロモン首都

 【シドニー共同】南太平洋の島国ソロモン諸島の首都ホニアラで20日、爆発があり、第2次世界大戦時の不発弾処理に従事していた外国人2人が死亡した。不発弾が爆発したとみられる。

 オーストラリア放送協会などによると、爆発はホニアラの住宅街で発生。死亡したのはノルウェーを本拠とし、地雷や不発弾処理、人道支援などに当たる非政府組織(NGO)「ノルウェー人民援助」のオーストラリア人と英国人のスタッフ。爆発音は5キロ先でも聞こえたという。同組織と地元警察が詳しい状況を調べている。

 ホニアラのあるガダルカナル島は第2次大戦中、旧日本軍と連合国軍の激戦地として知られる。


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