国内初、公道カートレース大会 島根でトップ選手競り合い

島根県江津市の中心部で開催された国内初の公道カートレース=20日午後

 島根県江津市の中心部で20日、住民有志らが国内初の公道カートレース大会を開催した。車体を接触させながら競り合う国内トップドライバーら11人に、沿道の観戦者や運営ボランティアが拍手や声援を送った。大会実行委員会は、予選から決勝まで動画投稿サイトのユーチューブで生中継。

 日本自動車連盟(JAF)も公認した今回の「A1市街地グランプリGOTSU」は、排気量200cc、最高時速60〜70キロのカートを使用。全長783メートルのコースで行われた。

 優勝したプロドライバー大井偉史選手は「新鮮な気持ちで挑めた」と語り、興奮気味だった。


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