貴景勝2敗、首位9人大混戦 朝乃山は不戦勝で5勝目

貴景勝(左)がはたき込みで栃ノ心に敗れる=両国国技館

 大相撲秋場所8日目(20日・両国国技館)大関貴景勝は栃ノ心の変化ではたき込まれ、2敗目を喫した。1敗は消え、2敗で9人が並ぶ大混戦。8日目終了時点で9人が首位に立つのは、2003年名古屋場所の10人以来の多さとなった。

 大関朝乃山は豊山の休場による不戦勝で5勝3敗。関脇正代は妙義龍を送り出して6勝2敗とした。大栄翔は御嶽海との関脇対決を押し出しで制して3勝目を挙げ、御嶽海は星が五分に戻った。

 2敗は貴景勝、正代や先場所優勝の照ノ富士、新入幕の翔猿ら。新入幕力士がトップで折り返すのは11年技量審査場所の魁聖以来。十両は千代の国が1敗で単独首位に立った。


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