11月にもコロナ検査20万件 厚労相、不妊治療の所得緩和検討

田村憲久厚労相

 田村憲久厚生労働相は20日のフジテレビ番組で、冬の新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、抗原検査を1日20万件実施できる体制について11月を目指して整備する考えを示した。NHK番組では不妊治療の助成金拡充に関し、所得制限の緩和も検討する方針を明らかにした。

 抗原検査については「1日20万件くらいできる体制をメーカーにお願いし、11月からそういう体制になっていけないかと考えている」と述べた。

 また新型コロナの無症状の人が受ける公的保険適用外のPCR検査を巡って、減額を検討する考えを改めて示した。


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