2020年9月16日 18:54 | 無料公開
報道陣の取材に応じる北海道神恵内村の高橋昌幸村長=16日午後、神恵内村役場
北海道神恵内村議会の常任委員会は16日、村商工会が提出した、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募検討を求める請願を継続審査とした。出席議員によると、村民らへの説明会を先に開催すべきだとの意見があり、結論に至らなかった。
また、国と原子力発電環境整備機構(NUMO)に、議員を対象にした勉強会を開く他、住民説明会を開催して、その結果を委員会に報告するよう求めることを決めた。
高橋昌幸村長は16日の委員会終了後「重要な問題なので時間をかけて審査することだと思う」と述べた。