「大阪都」法整備で菅総裁に期待 松井大阪市長、名称変更を強調

大阪市役所で記者団の取材に応じる松井一郎市長=15日午後

 松井一郎大阪市長(日本維新の会代表)は15日、「大阪都構想」が11月の住民投票で可決された場合、大阪府から「大阪都」への名称変更を目指す考えを改めて強調した。必要な法整備に菅義偉自民党総裁の協力が得られるとの期待感も示した。

 「賛成多数の民意に(菅氏が)否定的ということはないと思う」と市役所で記者団に述べた。府の名称変更には特別法制定などが必要。この際、府民対象の住民投票が求められ、松井氏は2023年春の統一地方選に合わせて実施したいとの意向も重ねて示した。

 吉村洋文府知事も「大都市の課題を知っている首相であれば協議が進めやすい」と述べた。


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