2020年9月15日 15:04 | 無料公開
国土交通省は、バスや電車の利用客に混雑状況をリアルタイムで知らせるシステムの導入を支援する。混み合った車両を避けてもらい、新型コロナウイルスの感染リスクを減らす。まずバスを対象に、乗客数の把握方法などに関する事業者向けの指針を作成。本年度補正予算を使い、システム導入にかかる費用も補助する。
指針案によると、バスの場合、乗降口付近にカメラ、赤外線センサーを設置して乗客を数えるほか、ICカード乗車券の読み取りデータなどで把握する。
結果は「混雑」「やや混雑」「空席あり」に分類。アプリで通知したり、停留所にバス接近を知らせる仕組みと連動させたりする。