2020年9月15日 12:04 | 無料公開
閣議に臨む安倍首相。左は菅官房長官=15日午前、首相官邸
政府は15日、新型コロナウイルス対策として計上した予備費から1兆6386億円を支出することを閣議決定した。病床やホテルなど療養施設の確保を支援するため7394億円を充てる。7月豪雨の復旧工事費として通常の予備費から315億円の支出も決めた。
秋以降に同時流行が懸念されるインフルエンザなどの発熱外来に当たる医療機関の支援に2170億円を支出。新型コロナで収入が減った人が最大20万円を無利子で借りられる「緊急小口資金」などの特例貸し付けに3142億円を追加する。検査体制を抜本的に拡充するための費用として131億円を使用する。