健康診断、4〜5月は8割減 コロナ影響、計画実施呼び掛け

 新型コロナウイルス感染症の影響で、健康診断の受診者数が昨年に比べ落ち込んでいることが14日、関係団体の集計で分かった。特に緊急事態宣言が発令された4〜5月は8割近く減少した。団体は、本年度末までに全体で1割程度減少する可能性があるとして「健診は定期的に受けることで、病気の早期発見や予防につながる。ぜひ計画的に受診してほしい」と呼び掛けている。

 調査は、事業者健診や人間ドック、学校健診などを実施する機関が加盟する日本総合健診医学会と、全国労働衛生団体連合会が、加盟する健診センターなどを対象に7〜8月に実施。180機関が回答した。


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