ベニズワイガニを初水揚げ、鳥取 境港、台風で遅れ

境港に今シーズン初水揚げされたベニズワイガニ=14日朝、鳥取県境港市

 日本海に秋の訪れを告げるベニズワイガニが14日、国内屈指の水揚げ量を誇る鳥取県境港市で、今シーズン初めて水揚げされた。漁は1日に解禁されたが、台風のため初水揚げが遅れていた。

 境港を8日に出港した第68漁徳丸が、隠岐諸島沖で約7トンのベニズワイガニを取り、14日未明に帰還。朝の初競りで、33キロの生食用カニが入った籠に5万5500円の値が付いた。加工用は30キロ当たり6千〜1万3600円だった。

 境港カニ水揚げ日本一PR実行委員会の越河彰統会長(58)は「大きさは例年並み。ぜひ、新鮮なカニを食べに来ていただきたい」とアピールした。


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