懐かしの電車走る長野電鉄 地下鉄、JR、小田急も

長野電鉄信州中野駅で並ぶ日比谷線の初代車両(中央)と2代目車両(左)=長野県中野市(同電鉄提供)

 今年2月を最後に東京メトロ日比谷線から引退した2代目車両が、長野電鉄にデビューした。独自の新車両製造にはコストがかかることから、同社が現在運行するのは、全て他社から譲渡を受けた中古車両。日比谷線の初代車両や小田急「ロマンスカー」、JR東日本の「成田エクスプレス」だった車両も長野では現役で、懐かしい電車が走る姿を見ようと、鉄道ファンも訪れる。

 日比谷線の2代目だった車両は、側面のグレーのラインを残しつつ、前面に長野電鉄のイメージカラーの赤を加えた。もとの8両編成から、短い3両編成になり「マッコウクジラ」の愛称を持つ日比谷線の初代車両と、駅で並ぶこともある。


  • LINEで送る