東京23区、時短解除で調整 新型コロナ、警戒度も引き下げ

東京都庁

 東京都が23区内の酒類を提供する飲食店やカラオケ店に対し、新型コロナウイルス対策として続けている午後10時閉店の時短営業要請について、期限の今月15日に解除する方向で最終調整を進めていることが9日、関係者への取材で分かった。都内の新規感染者数が減少傾向を続け、経済面への影響を考慮。感染状況の指標は4段階で最も深刻な状況から1段階引き下げる見通し。

 10日に有識者を交えたモニタリング会議などを経て最終的に判断する。

 時短営業の要請は8月3日に都内全域を対象として同月31日までの期間で開始。23区はなお感染者が多いとして今月15日まで期限を延長していた。


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