新党代表選に泉、枝野氏 一騎打ち、野党の将来問う 10日投開票、党名も決定

国民民主党の泉健太政調会長(左)、立憲民主党の枝野幸男代表

 立憲民主、国民民主両党などが結成する合流新党の代表選が7日、告示され、国民の泉健太政調会長(46)と立民の枝野幸男代表(56)による一騎打ちとなった。投開票は10日で、4日間の短期決戦となる。党名投票も同時に行う。15日に結党大会を予定。辞任表明した安倍晋三首相の後任首相に対峙する野党第1党の将来像をどう描くかが争点となる。

 泉氏は、国民民主が重視した「改革中道」や政策提案型の政治姿勢を主張。「民主党」の党名復活も提案した。

 枝野氏は「互いに支え合う社会」を提唱。消費税の時限減税などにより経済再生を図ると掲げた。党名は「立憲民主党」を訴える。


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