モーリシャス、重油流出1カ月 被害長期化、島国揺るがす事態に

モーリシャス沖で座礁した貨物船「WAKASHIO」=8月11日(ロイター=共同)

 モーリシャス沖で発生した日本の貨物船の重油流出事故から6日で1カ月。希少な生物が集まるマングローブ林に油が漂着し、環境への長期的な影響は避けられない見通しだ。観光業や漁業など主要経済も打撃を受けた。政府の事故対応を批判し真相究明や政権交代を求める大規模デモも起き、人口約130万の小さな島国を揺るがす事態となっている。

 国連の分析によると、重油は推定約30キロにわたる海岸に流れ着いた。研究団体「モーリシャス海洋保護協会」の会長は「海洋生物のゆりかご」であるマングローブ林が油で覆われ「確実に(生態系に)影響を与える」と指摘した。


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