学び直し呼び掛ける動画公開 「今が一番若い」、文科省作製

文科省作成の動画でリカレント教育について語る立命館アジア太平洋大の出口治明学長(ユーチューブから)

 「何歳であれ、今が一番若い。明日になれば1日、年を取る。学ぶことについて、遅いということはない」。文部科学省は、社会人が学び直す「リカレント教育」を広めようと、還暦で保険会社を開業し、古希を迎える年に立命館アジア太平洋大の学長となった出口治明さん(72)らが、学び直しを呼び掛ける動画シリーズを作り公開した。

 政府は「人生100年時代」の中、社会の変化の速度が増しているとして、リカレント教育を推進。2022年度までに社会人学生を100万人とする目標を掲げるが、17年度で約51万人にとどまり、文科省は機運を高めようと動画を作った。


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