復興へ環境省と福島県が連携協定 再生可能エネルギーの導入促進

 環境省と福島県は27日、東京電力福島第1原発事故からの復興を推進する目的で、再生可能エネルギーの導入促進による町づくりや国立公園の拠点整備などに協力して取り組む連携協定を結んだ。

 地球温暖化対策として再生可能エネルギーの普及を後押しし、磐梯朝日国立公園や尾瀬国立公園に自然の豊かさをPRする拠点を整備する。休暇中の旅先でテレワークする「ワーケーション」の場所として利用してもらうよう取り組む。環境再生をテーマにしたシンポジウム開催も検討する。

 福島県では第1原発周辺に帰還困難区域が残るなど復興は道半ばで、県は県内を訪れる人を増やすことを目指している。


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