立命館大、2学部を大阪に移転 情報通信2企業と連携も

 立命館大(京都市)は27日までに、映像学部、情報理工学部とそれぞれの大学院を2024年4月から大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)に移転すると発表した。情報通信技術(ICT)を基盤にする2学部を1カ所にまとめ、先端技術を使った産学連携の拠点とするのが狙い。

 合わせて、NTTドコモ、NTT西日本と連携協定を締結。キャンパスのインフラ整備のほか、人工知能(AI)や仮想現実(VR)などを利用した地域、社会の課題解決の研究や実証実験で協力する。

 仲谷善雄学長は「移転を機に、社会が求める大学の姿を創造していきたい」とコメントした。


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