関西空港の出入国者数99%減 夏の繁忙期、開港以来最少

 大阪出入国在留管理局関西空港支局は21日、関西空港の夏の繁忙期(7〜16日)の出入国者数が、速報値で前年同期比99・4%減の約4200人だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で国際線の航空便が激減し1994年の開港以来最少を記録した。

 期間中には出国便がゼロだった日もあり、同支局は「出入国制限の影響で、観光目的の利用はほとんどなかったとみられる」としている。

 同支局によると、出入国者のうち日本人は99・3%減の約2130人、外国人は99・5%減の約2070人。渡航先では中国本土が約1140人で最多、韓国の約550人、欧州の約450人が続いた。


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