市職員がコロナと虚偽メール 京都・福知山、減給降格処分に

 京都府福知山市は19日、別人の名前を使って市職員が新型コロナウイルスに感染したとの虚偽メールを市に送ったなどとして、地域振興部の男性職員(47)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。同日付で主査級から主事級へ降格した。

 市によると、男性職員は3月、市のホームページの問い合わせフォームから、架空の80歳の女性として、市職員の青年が新型コロナに感染した可能性があるとの内容を送信。内容の一部と男性職員が職場で話したことが一致したため追及したところ、青年は自分のことで、虚偽メールを送ったと認めた。「精神的に行き詰まっていた」と話している。


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