柔道、国際大会は無観客開催 詳細なコロナ規定発表

2019年11月、柔道GS大阪大会の男子66キロ級決勝。大観衆の前で熱戦を終え、握手を交わす丸山城志郎(左)と阿部一二三=丸善インテックアリーナ大阪

 【ロンドン共同】国際柔道連盟(IJF)は17日、新型コロナウイルス禍で3月から中断している国際大会の再開に向けた規定を発表した。ワクチンが世界的に普及していない状況を念頭に置き、無観客での開催など厳しい施策を詳細に盛り込んだ。

 IJFは9月のグランプリ大会(ザグレブ)から再開の方針で、日本では12月11〜13日にグランドスラム東京大会(国立代々木競技場)を予定。今後の感染状況によるが、男子66キロ級の東京五輪日本代表最終選考会を兼ねる注目の大会も無観客の可能性が出てきた。


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