黒人リーグ、創設100年祝う 米大リーグがイベント開催

ニグロリーグの創設100年を祝うイベントで、エンゼルス・大谷も左胸に記念のパッチを付けて試合に臨んだ=アナハイム(共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグは16日、組織的なニグロリーグ(黒人リーグ)の創設100年を祝うイベントを開催し、全球団の選手、監督、コーチ、審判員が左胸に記念のパッチを付けて試合に臨んだ。

 マーリンズは1930年代にマイアミを拠点に活動していたセミプロ球団、ジャイアンツの復刻ユニホームを着てプレーした。ニグロリーグ博物館のケンドリック館長がバーチャル始球式を行ったり、映像で名選手を紹介したりするなど、各球団が催しを通して敬意を表した。

 ケンドリック館長は専門局MLBネットワークでのインタビューで「多様性や社会的な進歩についての物語なんだ」とコメントした。


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