夜に咲く花を歩いて観察、高知 牧野植物園で企画展

照らされるオオオニバスの花(中央)=15日夜、高知市の高知県立牧野植物園

 高知県立牧野植物園(高知市)で15日、ツキミソウやオオオニバスなど夜に花が咲く植物約20種を観察しながら約1・5キロのコースを歩いて楽しむイベント「夜の植物園」が開かれた。

 植物園によると、夜に咲く植物は、昆虫などをおびき寄せるため、花びらが暗闇でも目立つ白色や黄色のものが多く、香りが強いといった特徴がある。担当者は「夜に咲く姿を見て植物の多様性を感じ取ってほしい」と話す。

 新型コロナウイルスの感染予防のため、コースは一方通行で、各所に職員を配置し、来園者同士の間隔を空けるように誘導。16日も午後5時から開催する。最終入園は午後8時半。


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