栗東トレセン競走馬もう1頭死ぬ 6歳牝「ベルエスメラルダ」

 滋賀県栗東市の日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターで14日に発生した火災で、JRAは15日、さらに競走馬1頭が死んだと発表した。死んだ馬は5頭になった。

 JRAによると、死んだのは6歳の牝の「ベルエスメラルダ」で、全焼した厩舎にいた。火災で煙を吸ったことで気管にやけどを負い、回復が見込めなかったため、安楽死処分となった。

 火災は14日午後5時40分ごろ発生。厩舎1棟(約820平方m)が全焼し、隣接する2棟の雨どいなどが焼けた。同センター関係者にけがはなかったが、消火活動中の消防隊員1人がやけどを負った。県警と消防が火元や出火原因を調べている。


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