マクドナルド、コロナでも増収 持ち帰りや宅配が好調

オンライン記者会見で6月中間連結決算について説明する、日本マクドナルドホールディングスの下平篤雄副社長=12日午後

 日本マクドナルドホールディングスが12日発表した20年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比2・0%増の1392億円だった。新型コロナの感染拡大により自宅などで食事する機会が増え、持ち帰り販売や宅配の売り上げが伸びた。純利益は、店舗の改築費用などがかかり、4・9%減の91億円だった。

 政府の緊急事態宣言を受けて時短営業や店内飲食の一時中止を実施した結果、4、5月の売り上げはドライブスルーが約半分を占めた。

 店舗数は、12月までに10店舗以上の純増を計画している。20年12月期の連結業績予想は、純利益を前期比7・8%増の182億円とした見通しを据え置いた。


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