東京駅前にキャバクラ衣装投棄 コロナで閉店「面倒だった」

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で閉店したキャバクラ店の衣装や観葉植物などを東京駅前の歩道に不法投棄したとして、警視庁生活環境課は12日、廃棄物処理法違反の疑いで、元経営者(46)=東京都江戸川区=や元従業員ら、男性5人を書類送検した。同課によると、全員容疑を認め「面倒だったので捨てた」などと供述している。

 書類送検容疑は4月25日午後6時10分ごろ、中央区八重洲1丁目の歩道上にピエロの衣装や照明器具などを大量に捨てた疑い。現場はキャバクラ店の近くで、通行の妨げになっていたという。

 キャバクラ店は新型コロナの影響で客が減ったため3月中旬に閉店した。


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